福岡県こどもまんなかポータルサイト

みんなでつくつこどもまんなか_pc みんなでつくつこどもまんなか_sp

TOP > みんなでつくるこどもまんなか > 「ホンモノ体験」+「言葉の活動」がこどもたちの『未来を切り開くチカラ』を育てる

事業者
地域・団体

2026.03.31

特定非営利活動法人Wing-Wing

「ホンモノ体験」+「言葉の活動」がこどもたちの『未来を切り開くチカラ』を育てる

#こども・子育て応援 #体験型等こどもの育ち応援

■活動名
[きらめきスタジオ]と [言葉のチカラプロジェクト]
■団体名
特定非営利活動法人Wing-Wing
■エリア
福岡県

福岡市を中心に活動する特定非営利活動法人Wing-Wingでは、「こどもたちに『夢の種まき』と『未来を切り開くチカラ』を。」を理念に、こどもたちの“未来を切り開くチカラ”を育む活動をしています。

具体的な活動内容

こどもたちが自ら「知る」「触れる」「学ぶ」ことを楽しめる場を届けることを目指し、各分野のプロから直接学び本物の体験ができるプログラム「きらめきスタジオ」と、言葉を通して書くこと・話すことが好きになる「言葉のチカラプロジェクト」に取り組んでいます。

「きらめきスタジオ」
4歳から中学生までを対象に、普段体験する機会が少ない多彩な体験プログラムを提供しています。音楽、アート、スポーツ、伝統文化などそれぞれの分野のプロフェッショナルが講師となり、こどもたちの「好き」や「やってみたい」という好奇心を刺激します。現在まで、12,000人以上のこどもたちが体験しています。

「言葉のチカラプロジェクト」
10歳から中学生までを対象とした、書くチカラ・話すチカラを磨くプロジェクト、
 ①言葉のチカラ教室(基礎)
 ②キッズリポーター養成講座(応用)
 ③フリーペーパー「キッズプレス」の取材・撮影・執筆(実践) 
 の3ステップを実施しています。
プロのライターやアナウンサーから記事の作成やインタビューの方法を学び、こども自身が記者として地元の企業経営者や伝統工芸を取材・撮影を行った内容を記事にします。こどもの文章に可能な限り大人が介入しないことで、自分の言葉で表現する喜びと自信を育んでいます。また、地域との関わりを深めることで郷土愛を育てています。

活動の背景

活動の原点は、代表理事・大木聡美さん自身の「子育て」の経験にあります。
第一子出産後、ママ友がいなかった大木さんは、地域の公民館へ足を運びました。そこで出会ったのは、「車がないから出かけられない」「話し相手がいない」と、悩みを抱える多くのお母さんたちでした。「この状況をなんとかしたい」 そう強く感じた大木さんは、映像やイベント業界で働くママ友たちに声をかけ、2009年にママサークルを立ち上げました。
近くのカフェなどで絵本の読み聞かせからスタートし、5年間活動した後、「こどもたちの体験の場を作りたい。こどもたちに好きなこと・やりたいことを見つけてほしい」という想いが芽生え、2014年に特定非営利活動法人Wing-Wingを設立し、現在に至ります。

参加者の声

「きらめきスタジオ」
(参加者/5年生)
「僕はもともと花が大好きでした。きらめきスタジオで華道を体験して、とても楽しかったので、2回も参加しました!参加した時に、お母さんと一緒に華道の先生からいろいろな話を聞き、面白かったので、体験後、華道を習い始めました」

(5年生保護者)
「こどもは花にふれることがもともと好きで、体験の中で花にふれる機会があるので、こどもがやりたいことにすごくマッチしています。自分だけで体験の準備をするのは、すごく大変ですが、体験の機会を与えてもらってとても助かっています。私が花を買って帰って『ちょっとアレンジして』というと、娘が『いいよ~』と言って、気軽にアレンジしてくれます」

「言葉のチカラプロジェクト」
(参加者/6年生)
「キッズリポーターとして、展覧会に行ったり、サッカー選手の取材に行ったりいろんな体験ができてとっても楽しいです!もともと記事を書くことが苦手でしたが、だんだん書けるようになり、キッズプレスがとても楽しいです」

(6年生保護者)
「5年生、6年生となると自由な時間が限られてくるし、思春期にも入ってくるので、私(親)以外の大人の人に話を聞く機会があると嬉しいなと思って参加しました。何かを書くということ自体には、最初そんなに乗り気ではなかったのですが、速く書けるようになって、学校でも『ノートの取り方が上手い、まとめるのが上手くなったね!』と学校の先生に褒められるそうです」

(新本菜月さん/書くチカラ講師)
「国語的な指導の前に、まずは“文章を好きになってもらうこと”“自信をつけてあげること”に主軸をおいてこどもたちと関わっています。文章を書くのが苦手な子には、まずはその子が話したことを講師が書きとめ、『どの順番で書こうか?』と一緒に考えながら進めていきます。こどもだからといって手取り足取り教えすぎず、一人ひとりに向き合うことを心がけています。

どれだけAIが発達しても、将来、進学や就職などの場面では“自分の言葉“が必要になります。今すぐ完璧に書けなくても、長い目で見て、ここでの体験を糧に将来自分の想いを表現できるようになってくれればうれしいです」

これからのこと

こどもたちが地域に見守られて育っていることを実感できるよう、こどもたちと地域をつなぐ活動、例えば、こどもたちが住む街や校区の企業、地域のこどもが知っている秘密基地のような場所へ取材に行くことを計画しています。また、福岡市以外のエリアにも活動を広げ、より多くのこどもたちの自立を育てていくことを目指しています。

「こどもまんなか社会」に向けて

これからの時代をつくっていくこどもたちを中心に、安心して育てられる環境をつくりたいーー。そんな思いを、大木さんは語ります。「日々の生活や仕事に追われがちな中でも、地域、企業、行政が手を取り合っていくことが大切だと思います。こどもたちを見守りながら、成長につながる活動をこれからも続けていきたいです。」と話してくれました。

特定非営利活動法人Wing-Wingホームページ

(取材日2025年7月12日・8月20日)

主体別しゅたいべつカテゴリー一覧いちらん
一覧いちらんもど
ページトップへ