2025.04.17
飯塚信用金庫
#こども・子育て応援 #体験型等こどもの育ち応援

- ■活動名
- 図書カード贈呈・ローカウンター設置・キャリア教育
- ■団体名
- 飯塚信用金庫
- ■エリア
- 飯塚市
飯塚信用金庫は、こどもたちが安心して成長できる地域づくりを目指し、「こどもはこのまちの未来だ!宣言」(飯塚青年会議所による認定制度)をしています。図書カード贈呈やローカウンター設置、小・中学生を対象としたキャリア教育事業を通じて、未来を担うこどもたちの健やかな育ちを応援しています。
具体的な活動
図書カード贈呈事業
飯塚信用金庫は、創立70周年から始まった図書カード贈呈事業を32年にわたり継続し、地域の読書環境の充実に貢献しています。この取り組みでは、飯塚市、嘉麻市、宮若市、桂川町のすべての公立学校と公立図書館に、累計1億円を超える図書カードを寄贈しています。生徒数に応じた額を各学校に配分し、図書館で活用できる仕組みを整えています。一部の図書館では「飯塚信用金庫蔵書紹介コーナー」が設置されるなど、こどもたちの読書環境の向上に寄与しています。この活動は『事業が続く限り継続したい』という信念のもと行われています。

子育てに優しいローカウンター
飯塚信用金庫の各支店では、妊婦や子育て中の親子が安心して利用できる環境を整備するため、窓口にローカウンターを設置しています。立ったままでなく、座って手続きを進められる配慮がなされており、子育て層に寄り添ったサービスとなっています。
小・中学生のキャリア教育支援
飯塚信用金庫は、飯塚市と地域の学校、そして地元の企業と連携した職場体験型キャリア教育にも参加。小学5年生を対象とする「スチューデント・シティ」と、中学1年生を対象とする「ファイナンス・パーク」の授業で、仮想の街で金融業務を体験し、経済の仕組みを学べるプログラムを提供しています。飯塚信用金庫の職員がキャリア教育に関わっているのは9月から1月にかけて計15回に及びます。
この取り組みは、こどもたちが楽しみながら社会について学ぶ貴重な機会となっています。


活動の背景
活動の原点は「未来を支えるこどもたちのために地域が何をできるか」という問いから始まりました。飯塚信用金庫では、創立以来、地域社会と共に成長し、こどもたちへの教育支援や生活環境の向上に力を注いできました。特に、図書カード贈呈事業は「読書を通じてこどもたちの知識と可能性を広げてほしい」という思いが込められています。また、地域の学校と連携したキャリア教育やローカウンターの設置は、地域全体で子育てを支えたいという理念に基づくもの。これらの活動は特別なものではなく、飯塚信用金庫として日常的に続けてきた取り組みを発展させた形として継続されています。
参加者の声
キャリア教育に参加した学校からは、「生徒たちが金融業務を実際に体験することで、社会や経済について楽しく学べる機会となっている」との声が寄せられています。また、図書カード贈呈事業については、「こどもたちの学びを支える仕組みとしてありがたい」と学校や地域住民からの感謝の声が上がっています。
これからのこと
「これからも、地域のこどもたちが健やかに成長し、夢を描ける環境を整えるために、継続的に図書カード贈呈や職場体験などの活動を進めていきます。また、地域に寄り添ったサービスを充実させ、子育て世帯を支える取り組みをさらに発展させたい」と総務部の田中副部長は話します。
「こどもまんなか社会」に向けて
田中副部長は、「私たちは、こどもたちを地域の未来と考えています。これからも、地域全体でこどもたちの成長を支え、『こどもまんなか社会』の実現に向けて努力を続けます」と話してくれました。
飯塚信用金庫ホームページ
https://iishin.jp/freai/
(取材日:2024年10月7日)